俳句日記

● つれづれなるままに.....。鈴木利雄です。鈴木歩観(ぽかん)と呼ばれています。「歩観」は俳号です。「降りてくる」句を書き留めています。
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クリスマス 他1句2024/11/26

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◯海女小屋に電飾の綺羅クリスマス
 あまごやに でんしょくのきら くりすます
 季語 クリスマス
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◯自撮りする翁案山子とツーショット
 じどりする おきなかがしと つーしょっと
 季語 案山子(秋)
薄紅葉2024/10/24
◯おちこちへさそいさそわれ薄紅葉
 おちこちへ さそいさそわれ うすもみじ
 季語 薄紅葉(秋)
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※ [ 薄紅葉:紅葉する木の葉が、全部紅葉しきらないで、まだ薄く色を染めたほどの紅葉(Weblio辞書)]



俳壇 ~ 夜濯ぎ ~2024/10/12

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○夜濯ぎや東京砂漠口遊み 
 よすすぎや とうきょうさばく くちずさみ
 季語 夜濯ぎ(晩夏)
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※[ 夜濯ぎ:夜の洗濯。夏の夜は乾燥しているため、夜、洗濯物を干しても翌朝には乾く ]
※ 2024年10月12日(土)の日経新聞『俳壇』に掲載されました。「情報」のページにも記事掲載。
吾亦紅 他1句2024/09/24
◯吾亦紅挿せば野の風野の息吹
 われもこう させばののかぜ ののいぶき
 季語 吾亦紅(秋)
【 コメント 】 花屋で吾亦紅を入手しました。市民の森にもありますがさすがに手折るのは気が引けます。
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◯鳥渡る一村沈む蒼き湖
 とりわたる いっそんしずむ あおきうみ
 季語 鳥渡る(秋)
【 コメント 】 宮ケ瀬湖の水没者千余人を考えて 作りました。
月の客2024/08/26
◯一人ずつ抜けて一人に月の客
 ひとりずつ ぬけてひとりに つきのきゃく
 季語 月の客(秋):月見をする人
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月の写真がないので案山子の写真にしました。



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