厩出し(うまやだし/「まやだし」とも言う) ほか1句2026/03/31

◯まやだしや藁の馬いる百姓家
まやだしや わらのうまいる ひゃくしょうや
季語:まやだし(春 / 冬の間、屋内で飼っていた牛馬を放牧すること)
==================================
◯飛ぶ記憶まだらな記憶春一番
とぶきおく まだらなきおく はるいちばん
季語:春一番
俳壇 ~ 豚汁 ~2026/02/14

◯豚汁の湯気ふく土鍋日々の冬
とんじるの ゆげふくどなべ ひびのふゆ
季語:日々の冬
―――――――――――――――――――――――――――
* 日経新聞『俳壇』(2026年2月14日 付け)
*「情報」のページにも掲載しました。
俳壇 ~ 鵙の贄(もずのにえ)~2026/01/31

◯鵙の贄失せて梢の花芽かな
もずのにえ うせてこずえの はなめかな
季語:鵙の贄(秋)
―――――――――――――――――――――――――――
* 日経新聞『俳壇』第2席(2026年1月31日 付け)
*「情報」のページにも掲載しました。
寒立馬(かんだちめ)2026/01/24

◯荒星や岬に群れる寒立馬
あらぼしや みさきにむれる かんだちめ
季語:荒星(冬) 〔 荒星 ~ 冬の寒い夜に鋭く輝く星々 〕
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《注》 寒立馬 : 下北半島に生息する南部馬と外来種の混血 国の天然記念物 村の公社が管理
……………………………………………………………………………………………………………………………………………
※ 正月にふさわしく干支の馬の句を作りました。
柚子湯2025/12/20

◯道端に風呂に入れよと柚子の山
みちばたに ふろにいれよと ゆずのやま
季語:柚子湯(冬)
…………………………………………………………………………………………………………………………………
※ 私もひとつ頂き、かぼちゃ程もある鬼柚子の風呂に入ります。何という贅沢!