旧・俳句日記
● つれづれなるままに.....。鈴木利雄です。鈴木歩観(ぽかん)と呼ばれています。「歩観」は俳号です。「降りてくる」句を書き留めています。〔 ページ記事数:3/admin
どんど焼き          2022.1.24
■ 昼の月 焦がす薪の火 どんど焼き
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読み方:ひるのつき こがすまきのひ どんどやき
季語:どんど焼き(新年)
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[補注]どんど焼き:小正月と言われる1月15日前後に行われ、家内安全と無病息災を願う日本の伝統行事。正月飾り
の門松やしめ縄、子どもたちの書き初め、お守りやだるまなどを持ち寄って焼く。どんど焼きの火で焼いた団子やお餅
を食べることもあり、無病息災のご利益があるとされる(インターネット検索)。

紙魚(しみ)          2021.12.21
■ 紙魚走る 父の遺しし 中也の詩 /しみはしる ちちののこしし ちゅうやのし /季語:紙魚(夏)
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[補注]紙魚:シミ目の昆虫の総称。体長約1センチ。体はやや細長く、魚を思わせる。書籍や古文書などを食害することで知られる。昆虫としては無変態の原始的特徴をもつ(Wikipedia・Weblio辞書より)。
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※『かまつか』と言う同人誌の「紙」の字を入れた句を詠むコンテストで第一席になりました(応募数119)。
※ 左の写真はアサギマダラ(タテハチョウ科/新治市民の森にて)

水陽炎          2021.11.25
■ 冬紅葉 水陽炎に ヘラの竿
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読み方:ふゆもみじ みずかげろうに へらのさお
季語:冬紅葉(初冬)
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[補注]水陽炎:水面が細かく揺れ、反射光がゆらめくように水の縁などに当たる現象

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